2018年12月2日の午前10時半頃、茨城県取手市野々井の民家敷地内にある檻の中で、
70代男性の飼育していたツキノワグマが、アルバイト飼育員の盛宗一郎さん(56)を噛むなどして襲い、近所の目撃者が119番通報しました。
しかし、盛宗一郎さんは搬送先の病院で死亡。どうやら盛宗一郎さんはツキノワグマの飼育を70代男性から何年にも渡って頼まれていたようです。
そこで、この記事ではツキノワグマの飼育がされていた茨城県取手市野々井の民家の場所・住所や画像、そして体長130センチ・体重110キロのツキノワグマに檻の中で襲われた盛宗一郎さんの被害状況や、襲撃当時の飼い主がどこにいたのか、クマの今後の対応(殺処分されるのか)などについて紹介します。
最近起きたヤバイ死亡事件はコチラもどうぞ
この記事はザッとこんな感じ!
【画像】衝撃の“ツキノワグマ飼育”が行われた茨城県取手市野々井の現場がこちら
最初にニュースを読んだ時は、さすがに野生のツキノワグマに襲われたのかと思いましたが、なんと飼育のツキノワグマという衝撃の展開でした。
まずは、今回のツキノワグマによるアルバイト飼育員・盛宗一郎さん襲撃事件を報じたニュース記事を引用します。
2日午前10時半ごろ、取手市野々井の男性(70)方で、飼われていたツキノワグマに、同市、アルバイト飼育員、男性(56)が襲われ、おりの中で倒れているのを近所の人が見つけ、119番通報した。この男性は後頭部の皮膚はく奪などによる出血多量で、搬送先の病院で死亡が確認された。
取手署によると、クマは体長約130センチ、体重推定約110キロの15歳雄。70歳の男性は県から飼育許可を得て、自宅の庭におりを設け、クマを飼っていた。亡くなった男性とは知人同士で、クマの日常的な飼育を依頼していた。近所の人は「助けて」という叫び声を聞き、駆け付けた。クマは襲った後もおりの中にいたという。
引用:茨城新聞クロスアイ
そして、凄惨な檻の中での悲劇が起きてしまった茨城県取手市野々井の民家がこちらです。
場所は茨城県取手市野々井ということで、以下の範囲内ということになりますね。
取手市野々井の範囲は狭く、しかもツキノワグマを飼育していたとなれば、近所でも有名になりそうですが、一部報道によれば、茨城県からの許可を得て、このツキノワグマがまだ小さな子グマだった頃から飼育していたようです。
盛さんを襲ったツキノワクマは体長約1.3メートル、体重約110キロ、年齢15歳ほどの雄で、この住宅に住む70歳の男性が県から許可を受けて飼育されていました。
引用:ANN
子グマの頃は小さくて可愛いので世話もしやすかったでしょうが、徐々にカラダのサイズも大きくなり、経験者の飼育員さんにお願いすることになったのでしょう。
盛宗一郎さんにとっては不幸な出来事になってしまいましたが、、、
衝撃! クマに檻の中で襲われた盛宗一郎さんの被害状況がヤバすぎる
今回、70代男性からクマの飼育を頼まれ、檻の中でツキノワグマから襲われてしまった盛宗一郎さんはアルバイトの飼育員で、もう何年もこの男性からクマの飼育を頼まれてきたといいます。
この日もいつも通り15歳のツキノワグマの世話をしていたはずですが、クマの機嫌が悪かったのか、お腹を空かせていたのか、盛宗一郎さんは檻の中で襲われました。
これまでに報じられた盛宗一郎さんの被害状況は以下のようなものがあります。
- 全身を激しく噛まれ、出血多量に陥った
- あらゆる箇所の皮膚を剥がれるも、特に頭の皮膚の損傷がひどく、頭部からの出血多量が致死をもたらした
- 頭や肩を主に引っかかれた
- 直接的な死因は後頭部の皮膚はく奪などによる出血多量
この説明からでも、どれだけ悲惨な状況だったかが分かりますし、檻の中から盛宗一郎さんは必死の大声で「助けて!」と叫んでいたようです。
襲撃時にクマの飼い主はどこにいた?
そもそもツキノワグマを自宅で飼い、しかもそれが茨城県からの許可を得た上でのことだったというのも驚きですが、
最大の謎はやはりツキノワグマが檻の中で盛宗一郎さんを襲撃していたまさにその瞬間、飼い主である70代男性は一体どこで何をしていたのかという点です。
この70代男性が何らかの方法でツキノワグマの気を引いたり、注意をそらしたり、もしくは盛宗一郎さんを助けることは出来なかったのでしょうか。
盛宗一郎さんは檻の中から大声で「助けてくれ!」と叫んだと報じられており、その声はもしかしたらこの70代男性に向けられたものだった可能性も高いですよね。
もちろん70代男性が車椅子生活や寝たきりの生活になっていることも考えられますが、声を聞いた際に電話などで助けを呼ぶこともできます。
不在だった可能性もありますが、今後の調査でその辺りの真相が明かされるかもしれませんね。
盛宗一郎さんを襲ったツキノワグマは殺処分? 今後の対応はどうなる?
さて、結果的にアルバイト飼育員の盛宗一郎さん(56)を噛むなどして死亡させてしまったこのツキノワグマ。
- 年齢:15歳
- 性別:雄(オス)
- 体長:130センチ
- 体重:110キロ
盛宗一郎さんの全身を引っかき、噛んで襲った後も平然と檻の中に残っていたようです。
まぁ 野生動物にとっては敵対した相手を襲ったり、食べたりすることは普通なのでしょうが、だからこそ、あまり知識のない素人が自宅内で飼育することはやめて欲しいですよね。。
また、ヒトを襲った今回のツキノワグマですが、周囲の意志によって殺処分をすることは困難だといえるでしょう。
その理由としては2点あります。
- このツキノワグマが違法な手段ではなく、キチンと許可を得て飼育していた点
- ツキノワグマの所有権が完全に民間の70代男性のものである点
この2点が存在する以上、クマが殺処分される可能性は低いかと思います。
もちろん周囲の住民からすれば、どこかに預けてほしいという願いが強いかもしれませんが。
直近1ヶ月に爆発的に読まれた”超ヒット記事”もどうぞ
簡単に軽々しくコメント出来ませんね。兎に角一生懸命世話をして被害に遭われた方のご冥福をお祈りします。