誰もが富田林警察署から脱走した樋田淳也容疑者の逃走の再来などと考えてしまったことでしょう。
北海道千歳市の陸上自衛隊第7師団は10月11日、恵庭市にある北海道大演習場島松地区にて、同日の午後13時頃から射撃訓練中にも関わらず、行方が分からなくなっていた22歳の男性隊員を演習場内で発見したと発表。
この男性自衛隊員が小銃や刃渡り15センチの短剣を所持していたことから、周囲では騒然となり、約1500人態勢で捜索したところ、9時間後の11日午後22時頃に発見できたということです。
かなりのお騒がせかつ不可思議な騒動ですが、この記事では22歳の男性自衛隊員が9時間もの間、北海道島松地区の大演習場から行方不明となった経緯・理由、そして演習場から出ずに“何をやっていたのか”などを画像と共に説明しながら書いていきます。
どうやら22歳という若さゆえの逃避行やいじけムードだった可能性が高いようです。
この記事はザッとこんな感じ!
小銃と短剣を所有しながら9時間の行方不明! 22歳自衛隊員に何があった?
さて、今回騒動となった陸上自衛隊第7師団は10月11日午後13時に恵庭市の北海道大演習場島松地区で戦車の射撃訓練を行なっていたんですが、
この22歳男性隊員が突如として「トイレに行ってきます」とだけ言い残し、そのまま持ち場に帰ってくることなく、大騒動となりました。
北海道では次のような男性隊員の特徴を公表し、国民に情報を開示していました。
10月11日、北海道大演習場島松地区において、訓練中の自衛隊員1名が、武器を携行したまま行方不明となっています。隊員は年齢22歳、身長170センチメートル位、体重60キログラム位、短髪、迷彩服、鉄帽を着用した男性です。
引用:北海道警察本部生活安全企画課
関係者や、この22歳男性隊員と親しい人間の証言によれば、「トイレに行ってきます」との去り際のセリフを吐く寸前、彼は訓練中に上官から説教・叱責されており、
“しばらく独りにしてくれ”と言わんばかりに訓練場から消えてしまったんです。
つまり、先輩・上司から叱られ、ムッとスネてしまう学生のような振る舞いをしたということになり、独りで悩み抜いていた可能性が高いです。
最近は親世代から一度も怒られたり、怒鳴られたりしたことがないという若者も増えており、こういったタイプの子は周囲の想像以上に悩んでいることも多く、もしかしたら持っていた小銃や短剣で自殺を図ろうとしていたかもしれません。
ネット上でも今回の行方不明騒動には22歳男性隊員の自殺の可能性を心配している声も多かったですからね。
もちろん、叱責によっていじけたことが行方不明の直接の原因かは確定していませんが、それ以外に彼が突然姿をくらます理由がありません。
小銃と短剣を持っていた為、自身の行動や振る舞いがどれだけの北海道民、そして日本国民を不安がらせてしまったのかをキッチリと自覚して欲しいです。
富田林警察署から脱走した樋田淳也容疑者は武器などは所有していなかった為、今回の騒動はさらに多くの国民を震え上がらせたと言えるでしょう。
【画像】ここから逃げた? 22歳男性隊員が戦車の射撃訓練をしていた北海道大演習場島松地区の写真がコチラ
では、今回の騒動の舞台となった北海道恵庭市にある北海道大演習場島松地区とはどんな訓練場なのでしょうか。
気になる方のために何枚か写真を掲載しておきます。

広大な面積を誇る北海道大演習場島松地区
1人の行方不明の男性隊員を1500人がかりで捜索したというのが伝わるくらい、かなり広大な面積を持つのが北海道大演習場島松地区です。
さすが北海道といった感じですね。
北海道だけでなく日本全体を騒がせた“行方不明騒動”に対する自衛隊側の謝罪コメント
もちろん、上官に叱責されたことで持ち場を離れ、9時間の“自分探し”の小旅行に出ていた22歳男性も悪いですが、やはり彼を管轄していた陸上自衛隊第7師団にも管理責任を問う声が出てしまうでしょう。
11日午後22時に行方が分からなくなっていた22歳男性隊員を発見した後、
陸上自衛隊第7師団司令部総務課の野田哲也総括班長はNHKからの取材に対して、
「地域の皆様に大変な迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。これから今回の事態の原因を究明していきたいです」
と答えています。
上官、または先輩が部下・後輩を叱責・説教するたびに銃と剣を持ち歩いたまま行方不明になられては、北海道民は怖くて眠る暇もありませんし、日本国民にとっても重大な問題となり得ますよ。。。