日本テレビの平均視聴率20%超えを誇る超人気番組『世界の果てまでイッテQ!』にやらせ疑惑が浮上していますね。
どうやら2018年5月20日に放送され、宮川大輔が体当たりで臨んだ『イッテQ』内の人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で取り上げられたラオスの「橋祭り」が存在せず、でっち上げなのではないか、という疑いがあるようです。
日本テレビ側はやらせ疑惑をスクープした週刊文春に対し、番組内で“一部誤解を招く表現”があったことを認めましたが、でっち上げややらせ疑惑に関しては完全に否定。
そこで、この記事では日本テレビの人気番組『世界の果てまでイッテQ!』におけるラオスの“橋祭り”に関するやらせ疑惑&でっち上げ報道を決定的に裏付けるほどの証拠写真&動画、そして撮影で使用された障害物ボールが日本製の小道具であったことを示す画像も紹介し、騒動の真相を徹底検証します。
この記事はザッとこんな感じ!
イッテQやらせ疑惑まとめ! 騒動の概要

今や日本テレビの看板番組となった
人気番組の宿命とも言えるかもしれませんが、やはり国民的な高視聴率番組は多方面から監視・検証の対象となってしまいます。
今回は芸能人の不倫や浮気など、様々なスクープでその名を轟かせてきた写真週刊誌「週刊文春」によって、以下のスクープが配信されてしまいました。
2007年に放送を開始した日本テレビの看板番組「世界の果てまでイッテQ!」。番組きっての人気企画である「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」にやらせの疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。
問題となっているのは5月20日放送分の「橋祭りinラオス」。実際の放送では、自転車で“橋”に見立てた全長25メートルの板を渡り、スピードなどを競う“祭り”だと紹介。4月8日にラオスの首都ビエンチャンで行なわれ、宮川が“祭り”に参加した一部始終が放映された。
だが、ビエンチャンに赴任する日本人の駐在員は異議を唱える。
「ラオスで『橋祭り』なんて聞いたことはないし、周囲のラオス人に聞いても誰も知らない。そもそもこの地域で自転車といえば、外国人観光客がレンタサイクルに乗るぐらい。この『橋祭り』は不自然な点が多すぎる」
ラオス国内の観光イベントを管轄する、情報文化観光省観光部のブンラップ副部長は、「週刊文春」の取材に次のように語った。
「こうした自転車競技はラオスには存在しない。今回(の「橋祭り」)は日本のテレビが自分達で作ったのではないですか」
また同番組の取材申請を許可した情報文化観光省マスメディア局の担当者も「日本側の働きかけで実現した」と断言する。
「2人の役人が撮影に立ち会いましたが、(「橋祭り」は)ラオスで初めて行われたものです」
日本テレビ広報部は「週刊文春」の取材に次のように回答した。
「橋祭りはメコン川流域などでかねてから行われている催しで、地元のテレビ局などでも取り上げられております。今回は現地からの提案を受けて参加したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はありません」
週刊文春より抜粋

イッテQ側が製作したと疑われる橋祭り
カンタンにザックリとまとめてしまうと、要はイッテQ側は番組制作を任せている下請けのコーディネートの言うことを100%信じてしまい、
「ラオスの首都ビエンチャンでは全長25mの板の上を自転車で走り抜ける競技が毎年のように盛り上がっている」
と虚偽の事実を伝え、“開催されていない”祭りを行うために現地の空き地にセットを作り、エキストラなども番組側で準備してしまったという疑惑です。
しかし、ラオス政府だけでなく、様々な関係者による「橋祭りなんてものはラオスに全く存在しない」との証言がボロボロと出てきてしまった、、という状況。
ただ、日本テレビ側は番組制作におけるウソややらせ、でっち上げについては完全に否定しており、一部の誤解を招くような表現、つまり、「ラオスで毎年恒例で開催されていた」などのナレーションに関しては謝罪しています。
【番組映像】イッテQやらせ疑惑がバレバレだと話題の画像&動画がコチラ
さて、今回の『世界の果てまでイッテQ!』に対するやらせ疑惑・でっち上げ報道については、
- 楽しいから良いじゃん!
- 報道番組じゃなくてバラエティーだから問題ない
- 誰も傷付けてないから
などの擁護の声が上がっていますが、実際に5月20日にオンエアーされた番組の映像や画像を見ると、明らかに日本のバラエティーが作りました感が満載のセットが組まれているのが分かります。

無理やり作った感が満載の祭り現場
日テレ「イッテQ!」のラオス「橋祭り」やらせ疑惑
自転車で“橋”に見立てた全長25mの板を渡り、
スピードなどを競う“祭り”日テレ企画で初めて行われた祭りをラオスの祭りとして紹介https://t.co/xI6jkhCy8u
サスケもどき‥‥ pic.twitter.com/qlJPlIDMHC
— ༼≖ɷ≖༽ く寿司 🐋 (@SushiCujira) 2018年11月7日
また、「橋祭り」という割には参加する人数が1人でちょうど良いようなサイズですし、そもそもなぜ祭りなのに観客がほぼ皆無なのか。。
完全に周囲の現地の人々からは浮いた存在となっており、これがラオスで毎年恒例で開催され、盛り上がりを見せている伝統的な祭りイベントとは到底思えません。
さらに、“やらせ疑惑”を確定させてしまうレベルの決定的な指摘まで浮上してしまいました。
【証拠画像】イッテQのやらせが確定? 撮影用小道具のボールの出所が判明か
今回の“イッテQやらせ疑惑騒動”の焦点、つまり最も重要な点は、
「橋祭りinラオス」なるイベントが本当に現地で毎年行われているものなのか?
それともイッテQ側(日本テレビ)が“製作”したものなのか?
という部分でしょう。
そこで、こんな画像が出回ってしまい、ネット上で大きな話題となっています。
イッテQはおもしろいからやらせとか関係ないって論調でネット民も珍しく好意的だし、むしろ撮影のボールってこれかな?って話題になっててなごむw pic.twitter.com/JfoScjDq8l
— Emiko (@Emikobot) 2018年11月8日
なんとこの橋祭りの競技で自転車を操縦する宮川大輔を阻む障害物として活躍したボールが、
「ヨガボール75センチ滑り止めスポーツフィットネスピラティスバランスマッサージボール 7681円(税込)」
であることがほぼ判明してしまいました。。
これ、サイズ感も表面の凹凸もデザインもカラーも全て完全に一致してますよね。
もちろんこのボールは5月20日放送のイッテQにおける橋祭りinラオスでは、宮川大輔と共に主役級の役割を果たし、7681円以上の働きをしたと言えるでしょう。

まるで購入したてのように綺麗な小道具のボール
もちろんラオスの祭りの主催者がわざわざ日本の楽天で購入したバランスマッサージボールを現地の伝統的な「橋祭り」に使用した可能性も0.00003%ほどはあるかもしれませんが、
やはりこれは日本テレビとイッテQ側によるやらせ・でっち上げを疑われても仕方がありません。
日本テレビは橋祭りという存在そのものや、祭りでのセットを番組側で用意・製作したことは否定していますが、だとすればこのバランスボールは引っかかります。
今後の展開を見守りましょう。