元サッカー日本代表でジュビロ磐田に所属するFW大久保嘉人さんが10月11日、自身のツイッターを更新し、
妻の林田莉瑛さんへの悪質で不謹慎な誹謗中傷コメントに対して「人として許せないことがある」と怒りをあらわにしました。
大久保嘉人の妻・林田莉瑛さんといえば、過去に「胞状奇胎」と呼ばれる難病を患い、過酷な闘病生活を送っていましたから、さすがに黙っていられなかったのでしょう。
そこで、この記事ではツイッターで大久保嘉人と妻の林田莉瑛さんに向けて投稿された不謹慎な中傷ツイートの具体的な内容と、既に削除されたツイート画像や誹謗中傷したアカウントの名前、さらには先日他界した山本KID徳郁さんへの暴言などを紹介します。
この記事はザッとこんな感じ!
既に削除された大久保嘉人と妻の林田莉瑛さんへの悪質な中傷コメントのツイート画像

家族を中傷され怒りを露わにした大久保嘉人
コトの発端は、大久保嘉人さんの奥さんの林田莉瑛による10月7日に投稿された以下のツイートです。
男子しかいないので我が家にヘアキャップはございません。彼はズボンを頭に被って寝ていました。
起きてなぜ被っていたのかと聞くと、「寝癖がつかないんだよ!」と。
寝癖がつくほど長くありません。短髪です。やや角刈り気味です。 pic.twitter.com/3u3kNa5ds8— 莉瑛 (@rieieioh) 2018年10月7日
このツイートをリツイートしていた夫の大久保嘉人さんに返信(リプライ)する形で、「はらくま」というユーザーが、
「奥さんが亡くなって大変ですけど頑張ってください」
との不謹慎な中傷コメントをツイートしたんです。

大久保嘉人と妻・林田莉瑛さんに向けて投稿された不謹慎な悪質ツイート
奥さんが実際に過去、闘病生活の日々を過ごしたこともあり、大久保嘉人は10月11日にこの中傷コメントを引用し、
- 「今までたくさん批判されてきた。プロである以上、それは当然だし、批判は真摯に受け止める。サッカー以外のことを言われることも多い。それは我慢してきた」
- 「でも、人として許せないことが、俺にもある。言うか、言わないか迷ったけど、それはどうしても我慢できない」
と激怒のツイートを展開し、“はらくま”なるユーザーを非難しました。
大久保嘉人の嫁・林田莉瑛さんは2015年に胞状奇胎で抗がん剤治療を受けていた

大久保嘉人と妻の林田莉瑛
さて、今回の“はらくま”による林田莉瑛さんが亡くなって大変、という中傷コメントが完全に不謹慎な理由は、かつて彼女が胞状奇胎という難病を患い、抗がん剤治療まで受けるという体験をしていたからです。
林田莉瑛さんは抗がん剤治療の副作用によって髪の毛が抜け落ちてしまいましたが、その奥さんを少しでも元気付けようと大久保嘉人は息子らと共に全員で坊主頭にし、その仲睦まじい様子の写真をSNSに掲載しています。

妻の闘病を支えてきた
家族全員で奥さんの難病と闘い、ようやく乗り越えたという背景もあり、サッカー面での批判や誹謗中傷はこれまで我慢してきたという大久保嘉人ですが、さすがに奥さんへの不謹慎なコメントは見過ごせなかったということでしょう。
サッカー界のツイート騒動については以下もどうぞ
【ツイート画像アリ】悪質ユーザー「はらくま」は大久保嘉人の妻・林田莉瑛以外にも山本KID徳郁への暴言があった!

がんで他界した山本KID徳徳郁さん
今回、大久保嘉人の妻・林田莉瑛さんへの「奥さんが亡くなって大変ですけど頑張ってください」といった不謹慎ツイートによって、当該投稿とアカウントまで削除する事態となってしまった「はらくま」ですが、
この「はらくま」、とんでもなく危険思想の持ち主でした。
なんと2018年9月18日に胃がんを起因とするがんの全身転移によって亡くなった格闘家の山本KID徳郁さんについて、以下のようなツイートを投稿していたことが過去の履歴キャッシュから判明しました。
他界した方や亡くなった方に対する発言とは思えませんが、そもそもこのようなツイートばかりをして楽しんでいたタイプだったのかもしれません。
匿名が特徴でもあるツイッターなどのSNSですが、ヒトの心までをも置き去りにして欲しくないですね。