「行儀の良く、一流のマナーを持つ日本人」との称号はどうやら返還しなければならないですね。
森保一新監督率いるサッカー日本代表は9月11日、大阪の吹田スタジアムにてキリンチャレンジカップ2018のコスタリカ代表戦に臨みましたが、
その試合中、観客席ではサポーター集団「ウルトラス・ニッポン」による他サポーター・観客へのビールの撒き散らしやゴミの放置、さらには座席への土足立ちなどの行為があったとして、大きな波紋を広げています。
そこで、この記事では日本代表のコスタリカ戦でゴミ放置などの迷惑行為を連発した「ウルトラス・ニッポン」について、そしてその代表者でありリーダーでもある植田朝日氏がどんな人物なのかについて詳しく説明していきます。
どうやらユーチューバーとしても活動しているみたいですね。
この記事はザッとこんな感じ!
ウルトラス・ニッポンが日本代表のコスタリカ戦でゴミ放置やビールの撒き散らし
さて、今回の騒動が世間に明るみになったのは『JCASTニュース』が以下のようなネットニュースを9月14日19時19分に配信したことがキッカケでした。
「日本代表サポ」が「ゴミ放置」「ビール撒き散らし」 コスタリカ戦で「迷惑行為」続発
サッカー日本代表のユニフォームを着たサポーターたちが、2018年9月11日のコスタリカ戦(大阪・吹田スタジアム)で、大量のゴミを路上に放置するなどの迷惑行為を繰り返していたとの報告が、インターネット上に次々と寄せられている。
J-CASTニュースの取材に応じた観客の話によれば、「ウルトラス・ニッポン」というサポーター集団のTシャツを身に着けた集団が、試合中に周囲へビールを撒き散らしたり、座席に土足のまま立ち続けたりしていたという。
一部抜粋:JCASTニュース
ここではサッカー日本代表のサポーター席で存在感を発揮する集団「ウルトラス・ニッポン」のメンバーがペットボトルなどのゴミをスタジアム外の路上に放置していたとする目撃談や、
試合中に背後から「ウルトラス・ニッポン」のメンバーにビールをかけられたという会社員男性の被害などが綴られています。
しかし、同記事内では「ウルトラス・ニッポン」のリーダーであり中心人物の植田朝日氏に関する具体的な記載はほぼ無く、この代表者のことが気になった方もいるでしょうから、ざっくりとまとめてみました。
ウルトラス・ニッポンの中心人物でリーダーの植田朝日って何者?

元日本代表監督の岡田武史氏と並ぶ植田朝日
植田 朝日(うえだ あさひ、1973年(昭和48年)7月7日 – )は、日本の実業家。東京都出身。血液型はB型。「コラソン・ジャパン」の代表取締役社長。コラソンマタドール所属(東京都3部リーグ)。劇団コラソン主宰であり、脚本、演出を手掛ける。「コラソンプロレス」プロデューサー、映画監督、ラジオパーソナリティ、作家、コラムニスト、音楽プロデューサー、放送作家、企業・個人のコンサルティング、アドバイザーとしても活躍。またタレントのマネジメントをイザワオフィスに委託している
引用:ウィキペディア
植田朝日は1992年より発足した日本代表のサポーター集団「ウルトラス・ニッポン」の中心人物・代表者であり、クラブとしてはFC東京の熱心なサポーターのようです。
“サポーター”と呼称されることが多い植田朝日ですが、実際には会社の設立や「劇団コラソン」の旗揚げ、サイト運営など様々なシーンで活躍しており、日本代表サポーターにおけるインフルエンサーとしての役割も担っています。
テレビなどにも多く出演してきた経歴があります。
趣味悠々『ワールドカップ100倍楽しむ方法』(NHK)
CUP(テレビ東京)
JリーグA GO GO(テレビ朝日)
ニュースステーション(テレビ朝日)
情熱サッカー星人(テレビ朝日)
朝まで生サッカー(テレビ朝日)
とんねるずの生でダラダラいかせて(日本テレビ)
木梨サイクル(フジテレビ)
アヤパン(フジテレビ)
ジャンクSPORTS(フジテレビ)
アッコにおまかせ!(TBS)
太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中(日本テレビ)
サッカー小僧(フジテレビ)
A×A(テレビ東京)
FOOT×BRAIN (テレビ東京)
など
引用:ウィキペディア
また、これまでワールドカップやオリンピックなどで英BBCを含む世界中のメディアから賞賛されてきた日本人サポーターによる試合後のゴミ拾いの慣習を広めたのも植田朝日が最初だとされており、
良くも悪くも日本人サポーターの代表・シンボルのような立場といったところでしょうか。
今回の迷惑行為やビール撒き散らしは「ウルトラス・ニッポン」の一部のメンバーによる行為であり、それが植田朝日の行為なのか、もしくは他の人物なのかはJCASTニュースでは報じられていません。
しかし、やはりメディアにも多く登場しているインフルエンサーである以上は組織・グループ内の一部の人間によるマナー違反で代表者が叩かれてしまうのは致し方ないことかもしれませんね。
植田朝日はユーチューバー(YouTuber)デビューでワッキーと共演も!
さすが「ウルトラス・ニッポン」の代表者というだけあり、植田朝日のサッカー界の人脈やコネクション、交友関係は半端じゃないです。
あの元日本代表MFラモス瑠偉とも顔が効き、セルジオ越後や北澤豪、さらにはジャーナリストの金子達仁といった面々ともテレビの討論番組で共演した経験があります。
また、2014年3月21日からは植田朝日自身が代表取締役を務める「コラソン・ジャパン」の運営するYouTubeチャンネル「コラソンTV」を開設。
2018年9月14日時点でチャンネル登録者は、526。累計の視聴回数は約15万7000回となっています。
4年前の過去動画を見てみると、吉本興業に所属する“サッカー大好き芸人”として知られるお笑いコンビ・ペナルティのワッキーをゲストに迎えた動画もアップしていますね。
2014年のブラジルワールドカップを2人で振り返りながらトークしていますよ。
すごいキャスティング力というか、人脈ですね。
まとめ
今回は、9月11日の日本代表vsコスタリカ代表の試合でマナー違反や迷惑行為をはたらいたサポーター集団「ウルトラス・ニッポン」について、
そして その「ウルトラス・ニッポン」を牽引するリーダーである植田朝日について説明しました。
やはり日に日に「ウルトラス・ニッポン」のメンバー数や組織力が増大していっているので、中にはゴミを放置したりする者が出てきてしまうのでしょう。
植田朝日にとっては“良い迷惑”といったところかもしれませんが、代表者としてその辺りのマナー向上に努めていってほしいところですね。