現在ジャカルタで開催されているアジア大会にて、柔道で日本代表と対戦した韓国代表による振る舞いが大きな反響を呼んでいる。
同コンペティションにおいて、日本は大会初戦となる準々決勝で韓国と対決し、
男女を含めた6人の団体戦で3勝3敗となるも、反則勝ちで一本勝ちが3対2と勝り、晴れて日本が準決勝進出を達成。
しかし、審判による判定に納得がいかない韓国選手団は猛抗議を繰り広げ、整列した後も10分間に及ぶ“畳の座り込み”抗議で猛反発!
イベントには凄まじくドンヨリした空気が蔓延する事態となった。
今回はその異様なムードが立ち込めた柔道の混合団体準々決勝が開催された試合の様子を動画で紹介します。
韓国代表が畳に座り込み抗議! 10分間の動画が異様な光景
スポーツの世界では審判の判定に納得がいかず、猛抗議を展開させるひと幕は決して稀なケースではないものの、
やはりアジア大会という大きなステージにおけるこのような振る舞いは異様である。
まずはコチラをご覧ください。

10分間の座り込み抗議を見せる柔道韓国選手団
柔道の男子100キロ級が行われ、20歳の飯田健太郎(国士舘大)が決勝で趙グハム(韓国)を降して、金メダルを獲得しました。(丹)オリジナル版は→https://t.co/L5WgaMna0a pic.twitter.com/kXsFraqEbe
— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) 2018年8月31日
観客、ならびに大会関係者席にも通常とは異なる雰囲気が立ち込め、畳に座り込んだ韓国の柔道選手団、そして選手を鼓舞するトレーナーの席からも大きな怒りの念が感じられる。
もちろんアジア大会という格式高いステージにおいて、一度下された判定が覆るという事例は極端に稀であり、彼らの抗議が奏功するかは未知数だが、“それでも尚納得できない”といったような熱意が伝わってくるほどの神妙なムードだ。
韓国による10分間の座り込みを韓国現地メディアはどう報じた?
今回の韓国側によるこうした振る舞いを日本のメディアが糾弾する姿は容易に想像できるが、
では、果たして韓国側の主要メディアはどのように彼らの行動を報じたのだろうか。
いくつか事例を紹介したい。
- YONHAP NEWS
『国際大会における恥ずべき行為』 - スポーツ・コリア
『一体何が起きた? なぜ大会運営は日本の肩を持つ?』 - 東亜日報
『座り込みをしているようでは韓国が世界一に立つことは難しいだろう』 - アジアトゥデイ
『この光景を説明する言葉が見当たらないが、決して健全なる振る舞いとは言えない』
などなど、
現地韓国のメディアにおいても、今回の試合後の10分間の座り込み抗議に関しては意見が分かれている模様であり、
ほぼ半々で自国選手に苦言を呈している以上、それが韓国での報道であることを考慮すれば、やはり今回の抗議活動を擁護することは韓国地元メディアにとってもいかに困難なものであるかを窺い知ることができる。
韓国の10分間座り込み抗議に関するまとめ
ジャカルタ・アジア大会の柔道、日本代表vs韓国代表にて勃発した韓国側の10分間の畳座り込み騒動について書きました。
もちろん判定に不服を感じた韓国代表選手団の悔しい気持ちも痛いほどに伝わってくる為、彼らを執拗に糾弾することはできないが、やはりスポーツの世界に“待った”は無い。
レフェリーとルール、そしてスポーツマンシップに則りながら今後も韓国による巻き返しには期待したいところ。