ファッション通販サイトZOZOTOWN(ゾゾタウン)を運営するZOZOの前澤友作社長が2019年9月12日、自身のツイッターアカウントを更新し、
同日付けでZOZO(ゾゾ)の代表取締役ならびに取締役、つまりはZOZO社長を退任・辞任することを発表しました。
前澤友作社長=ZOZO、ZOZOTOWNとして認知されてきただけに、突然の社長退任の知らせは驚かされましたね。
そこで、この記事ではYahoo!による株式公開買い付け(TOB)に応じ、資本業務提携を決めたZOZOの前澤友作社長が退任・辞任する本当の理由や原因、そして前澤友作氏の今後の活動や展開について紹介していきます。
なお、前澤社長に関する記事はこちらもどうぞ!
この記事はザッとこんな感じ!
なぜ? ZOZO前澤友作が社長退任を発表
インターネット業界大手のYahoo!による事実上の買収、株式公開買い付け&資本業務提携を発表したと同時に、ZOZO前澤友作社長はTwitterで以下のように語っています。
先ほど適時開示しましたが、ヤフーさんとZOZOは資本業務提携することとなりました。また、このタイミングで僕は代表取締役を辞任し、新社長に今後のZOZOを託し、僕自身は新たな道へ進みます。詳しくは本日17:30からの記者会見でお話しさせてください。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) September 11, 2019
ZOZOの代表取締役社長から退任・辞任に関する詳細については記者会見でお話しするとしていますが、やはり「ZOZO社長退任の本当の理由」については会見でも詳しく話すことはしないでしょう。
では、これまでライフワークとしてZOZO、そしてZOZOTOWNの成長を促進させてきた前澤友作氏が社長を退任・辞任する理由や原因は何なのか。
前澤友作がZOZOの社長を退任する理由
もちろん前澤社長のZOZOからの退任理由は一つではないでしょう。
会社としてのメリットとデメリット、そして前澤友作個人としてのメリットとデメリットを十分に考慮した上での判断ですが、やはりYahoo!による買収は前澤社長とZOZO(ゾゾ)の関係性に変化をもたらす必要があります。
一つ一つ、前澤友作がZOZOを退任しなければならない要因を見ていきましょう。
前澤友作がZOZO社長を辞任する理由①:Yahoo!との資本業務提携によるワンマン体制の消滅
前澤友作社長がツイッターでも明かしていたように、ZOZOTOWNを運営するZOZOはYahoo!による買収を受け、株式公開買い付け(TOB)に応じました。
つまり、今後のZOZOは事実上、Yahoo!のモノとなり、重大な方針やビジネス上のキーとなる経営スタイルを決めるのもYahoo!のトップになります。
これまでのZOZOは前澤友作社長による半ばワンマンに近い体制で運営を続けてきましたが、Yahoo!傘下になることで前澤友作個人としての変化と異なる道への模索を検討し始めたと言えるでしょう。
もちろん、前澤友作氏のあまりにも目立ち過ぎるプライベートもZOZO退任の要因のひとつかもしれません。
前澤友作がZOZO社長を辞任する理由②:豪遊がアダ? 前澤友作の“金欠”
前澤友作社長といえば、ド派手なプライベートや個人保有のジェット機でロシアW杯の決勝戦を観戦しに行ったりと、その豪遊ぶりが有名です。
しかし、最近では自身のブランド品や絵画、美術品などを売却しているとの噂も囁かれており、密かに前澤友作の“金欠説”が蔓延しています。
そうした状況の中で、Yahoo!からの買収案が舞い込み、前澤友作はZOZO社長から退任・辞任することでおよそ2000億円を超える資金を得られる運びとなります。
つまり、この2000億円の調達が、“金欠”の前澤友作社長にとっては魅力的に映ったのではないか、とする説もあります。
これはさすがに前澤社長の口からは絶対に語られることのない“ヤバい理由”ということになりますが…
ZOZO社長退任した前澤友作の今後の活動はどうなる?
さて、今回前澤友作社長はZOZOの代表取締役社長から退任・辞任することでおよそ2000億円もの資金を得ることになりますが、
どうやらその資金をもって新たなサービスを展開する可能性があるようです。
元々アパレル業界だけでなく、ITなどの社長同士のつながりやコネクションを豊富に持っている前澤友作ですから、この辺りの新ビジネス展開は容易に進むかと思います。
そして日本人として民間で初めて月旅行をするわけですから、その経験は大きなビジネスのネタになりますよね。
個人的にはその辺りのファッションやアパレルとは無縁なジャンルでの新たな挑戦に期待したいと思います。