夜回り先生こと教育者の水谷修氏が2019年8月21日、自身の公式ブログ「夜回り先生は、今!」を更新し、
「さようなら。哀しいけど、さようなら。もう疲れました」
と綴ると、公式ホームページ(HP)の閉鎖を宣言。
ネット上では、夜回り先生・水谷修氏の状況に関する心配の声や、公式サイト閉鎖の理由について様々な憶測が上がっています。
この記事では、2019年8月21日に「夜回り先生」こと水谷修氏が自身の公式サイト・ホームページ(HP)を閉鎖する本当の3つの理由について紹介していきます。
この記事はザッとこんな感じ!
夜回り先生・水谷修氏が突如「疲れました」と公式HP閉鎖宣言!
まずは、スポニチによって報じられた今回の夜回り先生(水谷修)による公式サイト・公式ホームページ閉鎖宣言についてのニュースをご覧ください。
「夜回り先生」と呼ばれる教育者の水谷修氏が21日、自身のブログを更新。公式サイトを閉鎖することを発表した。インターネット上には心配の声が上がっている。
21日に「さようなら。哀しいけど さようなら。もう、疲れました。これで、このホームページは閉じます。さようなら」「私に相談している人の何人が私の本を読んでくれているのか。誰かから聞いて私に相談。でも、それは哀しい。ただひたすら続く何百本の日々の相談。私の本を読んでくれればそこに答えが。疲れました」と2本の記事を投稿。著書を読んでから相談してほしいと訴えた。
スポニチより一部抜粋
夜回り先生特有の心労や悩みが窺え、相当に神経をすり減らしているように思います。
また、このニュースに対して、世間は以下のような反応をSNSに漏らしています。
夜回り先生の公式HP閉鎖に対する世間の反応
“夜回り先生”として知られ、悩みを抱える多くの子どもや親たちの相談を受け入れてきた水谷修さんはブログに「もう、疲れました。このホームページは閉じます」と投稿。
写真の赤線部に心が痛んだ。
私達が関わる公教育で「本から学ぶ」「まずは調べる」そんな人としての基礎を身に付けさせたい。 pic.twitter.com/42GGPsqdei
— とにやっ子【とにかく優しい子育て実践研究者】 (@toniyakko) August 22, 2019
夜回り先生、相談ホームページを閉じようと思った理由が、イジメなどで「死にたい」と連絡してくる何百人という子供たちの相談に乗ってきたが、いくら言っても誰も自分の本だけは読んでくれないことに絶望したというの、最高に分かりみがある。
— ジロウ (@jiro6663) August 22, 2019
夜回り先生のホームページ閉鎖の件、むしろ今まで活動してきたことが驚き。教師もやってた頃なんてほとんど寝てないハードスケジュールだったと、どこかで見た記憶がある。夜回り先生は偉大だと思うけど、個人に頼る仕組みは継続的じゃないよなあと改めて感じた。
— ザボン (@shaddock_034) August 22, 2019
では、一体なぜ突然、夜回り先生・水谷修氏は自身の公式ホームページの閉鎖を宣言したのでしょうか。その理由について考えられる可能性を以下に紹介します。
なぜ?夜回り先生(水谷修)が公式HPの閉鎖を宣言した3つの理由
まず、夜回り先生こと水谷修氏の知名度が一気に急上昇したキッカケが、2004年に出版した著書『夜回り先生』という名著です。
これが大きな話題となり、様々な不良少年や少女にとって駆け込み寺のような存在となることで夜回り先生の社会的立場や影響力は一変します。
夜回り先生(水谷修)が公式HP閉鎖した理由①:“超多忙”による心労
最も起こりうる可能性はシンプルな多忙からくる体調面や心理面での疲れでしょう。
著書『夜回り先生』を出版後はテレビやラジオを含む様々なメディアから引っ張りだことなり、全国での講演も実施。
そうした中で夜回り先生としての活動も続けていた水谷修氏は自身のキャパシティーを遥かに超えてしまうほどに心労が重なってしまった可能性が高いです。
事実、水谷修のブログには、
ただひたすら続く何百本の日々の相談
もうすぐ全国で学校が始まります。私にとって一番怖い一ヶ月が始まります。
などのワード・フレーズが記されており、やはり心労が公式ホームページを閉鎖する上で大きな要因・理由となったことは間違いないでしょう。
夜回り先生(水谷修)が公式HP閉鎖した理由②:相談件数の激増とヤジ中傷の存在
夜回り先生こと水谷修は2019年8月14日に更新したブログ記事において、
例年になく、相談件数が非常に増えています。
特に、中学生や高校生の女子からの相談が増えています。どれも、「死にたい」と死を語るものです。
などと述べています。
2012年9月より人生相談のブログをスタートさせ、徐々にサイトの知名度が上がると、水谷修氏の下には日に日に莫大な件数の相談が寄せられていたようです。
しかし、タレントや芸能人でもそうですが、知名度が上がるにつれて、同時にヤジや非難中傷、批判の声も同じように増えていくのは容易に想像がつきます。
もちろん夜回り先生は相談件数が増えたことで、それに対する対応が追いつかなくなったことを表向きには示唆していますが、それに伴うヤジや非難中傷も水谷修の公式ホームページの閉鎖に間接的につながったとみて間違いないでしょう。
夜回り先生(水谷修)が公式HP閉鎖した理由③:公明党&創価学会支持への批判が要因?
さて、非難中傷を浴びる原因としては、他にも夜回り先生(水谷修)自身が公明党を支持し、創価学会の活動を支援しているのでは? といった憶測によって、大きなバッシングを浴び続けていたのも事実です。
もちろん創価学会を支持=悪という考え方は人格否定や宗教の自由を侵すものであり、そういった批判はお門違いなわけですが、
タレントや芸能人の中には創価学会への愛着や入信自体を隠している方もおり、それは自身の好感度を保つためでもあります。
しかし、夜回り先生こと水谷修氏は公明党への支持を半ば公に宣言しており、立場が徐々に悪化していってしまったとも考えられます。
いかがでしたでしょうか。
この記事では夜回り先生こと水谷修氏の突然の公式ホームページ(HP)閉鎖の理由について考察してみました。
いずれにしても、水谷修氏の功績は素晴らしく、再び公式サイトを再開させ、活動もスタートさせてほしいですよね。