『北海道ニュースUHB』が2019年2月28日、北海道のほぼ全域で大気汚染物質であるPM2.5の上昇が観測されていると発表。
とりわけ札幌と函館では、環境基準値の濃度である35μg/m3(マイクログラム・パー・立方メートル)の2倍以上ものPM2.5濃度数値を計測しているとも伝え、呼吸器系や循環器系の病気を持つ人へマスクの着用を呼びかけています。
この記事では、北海道地震の余震に悩まされる北海道民を襲う高濃度のPM2.5が発生した原因や理由、汚染エリア地域と分布図、そして具体的なPM2.5への対策・予防策などを紹介します。
この記事はザッとこんな感じ!
北海道での高濃度PM2.5上昇の原因は中国? ネット上で話題に

高濃度PM2.5で街が覆われる中国
まず、PM2.5の数値急上昇と言えば、数年前に中国の上海を中心に被害が出ていると報じられ、多くの日本人にとっては「PM2.5=中国での大気汚染」というイメージが根付いています。
そのせいか、今回の北海道での環境基準値である35という数値を大幅に超える高濃度PM2.5の上昇の原因も中国ではないか、というSNSや世間の声があります。
高濃度PM2.5を中国が原因と考える世間の声
ここ数日、体調がとーっても悪いです、のどはいがらっぽく咳が出て、頭痛も抜けず、朝は目が開かず、花粉のせいかと思うにもちょっと酷い…。
と思っていたら、ソウルとか、北海道とかでPM2.5の注意報が出ていて、あーもう間違いないわ!
大気汚染、本当に恐ろしい!!— mihoko (@snowleopard1015) 2019年2月28日
#北海道 は大気汚染物質(#PM25 )の値が高くなっています。中国東北部の森林火災が原因と考えられますが、空がかすんでいませんか?#uhbお天気チーム をつけて写真を送って頂けませんか。#天気 pic.twitter.com/YJnisKIKSU
— UHBお天気チーム (@uhb_otenkiteam) 2019年2月28日
テクノロジー犯罪は花粉症の様なもの。花粉とセットのPM2.5が花粉と一緒にアレルギー反応を起こす。PM2.5は中国から偏西風に乗って日本を覆う。日本は毒を撒き散らされていて、我慢して原因を無くそうとは考えない。テクノロジー犯罪も発生源がある。無関心を止め、発生源を止めよう!
— 白くるみ (@UbdmpKi7iZy3GIy) 2019年2月27日
また、実際にこの高濃度PM2.5の被害に遭っている北海道の地域や分布図は以下です。
【画像】北海道のPM2.5汚染分布図
多いところは基準値の35μg/m3の2倍もありますね。
- 札幌:74μg/m3
- 函館:70μg/m3
- 室蘭:65μg/m3
この辺りが高濃度PM2.5の地域として突出しており、健康への被害が懸念されます。
では、この北海道を襲う高濃度PM2.5への具体的な対策や、一般人にも簡単にできる予防策などはあるのでしょうか。
北海道民必読!高濃度PM2.5への具体的な対策・予防策

人体への健康被害も懸念される高濃度のPM2.5数値急上昇
法人のメディアが専門家などの指摘を前提にして呼びかけている具体的な高濃度PM2.5に対する対策や工夫を列挙して紹介します。
簡単にできるPM2.5対策
- 最もシンプルな予防策は外出を控える事
- 外出する際はマスクを着用し、二重にマスクを着用すれば効果が増す
- 普通のマスクではなく、顔のフェイスラインに密着したタイプの厚手のマスクにすれば尚良し
- 外からの帰宅時には必ず手洗いとうがいを徹底
- “本場”中国ではゴーグルの着用や持ち運びの空気清浄機を使用するケースも
- DAIKINからはPM2.5への対策機能を付けた空気清浄機も販売されている
DAIKINのPM2.5対策の空気清浄機は以下です。
ステキ❗️(^○^) ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 ディープブラウン MCK55V-T 花粉対策製品認証 加湿空気清浄機 加湿器 タバコ 花粉 ペット ホコリ ニオイ PM2.5 コピペ♡ https://t.co/vW5nRdeJT7
— inspacejp (@inspacejp) 2019年2月27日
今回の北海道に蔓延する高濃度PM2.5は数日間は続く可能性が高いとされており、外出をずっと控えることは非現実的。
やはりPM2.5専用のマスクが必要になってくるでしょう。