2019年2月9日、兵庫県姫路市内の認可外保育施設にて、赤鬼に扮した男性が泣きながら嫌がる幼児を捕まえ、逆さまに持ち上げたり、振り回したりする様子を収めた動画が大きな物議を醸しています。
この園児虐待にも思える動画は2018年2月の節分でのイベントを撮影したものであるとされ、海外向けメディアが2018年12月にYouTubeチャンネル上に投稿。その後、一気に拡散され炎上しているようです。
そこで、この記事では海外向けメディアによってYouTubeへ投稿された兵庫県姫路市内の保育施設での“赤鬼”男性による園児の振り回し虐待動画を紹介していきます。
節分で過剰な演出? 男性が号泣の幼児を振り回す

嫌がる園児を振り回す動画が炎上
神戸新聞NEXTが今回の騒動を国内では第一報で伝えていたので、その際のネットニュースを引用します。
兵庫県姫路市内の認可外保育施設で、鬼に扮(ふん)した男性が嫌がる幼児を捕まえ、持ち上げたり振り回したりする動画がインターネット上に投稿され、兵庫県や姫路市に「虐待ではないか」などとする通報が寄せられていることが8日、分かった。市は昨年12月に施設を立ち入り調査し、関係者から聞き取りを実施した。現在、指導を進めているという。
この施設によると、動画は昨年2月にあった節分行事を撮影したものとみられる。12月、海外向けネットメディアが英語の記事とともに自社サイトに掲載し、動画投稿サイトにも投稿した。動画は約2分間で、嫌がる男児を女性職員が差し出し、赤鬼が足を持って振り回すなどしている。振り回された勢いで男児のズボンとパンツがずれるシーンもある。
赤鬼役をした施設関係者の40代男性は神戸新聞社の取材に「行事の性質上、派手にやってしまった。パンツがずれていることには気付かなかった」と説明。投稿発覚後、保護者らに説明と謝罪をしたという。
神戸新聞より抜粋
園児の足を振り回した赤鬼役の男性も、イベントの性質上、やや過剰に嫌がる子供へ迫ってしまったことを認めているようですね。
まぁ ある意味で怖がらせてナンボのイベントではあるのですが、動画ではズボンやパンツがずり落ちてしまい、お尻部分が露出されてしまっているので、その辺りは気をつけるべきでしたね。
動画掲載の海外向けメディアとは?
この記事にも記載されている、今回の節分での幼児振り回し動画をYouTubeに掲載したとされる「海外向けメディア」とは、
SNA Japan(Shingetsu News Agency)
でした。

2018年12月に園児振り回し動画を掲載していたSNA
では、問題視された兵庫県姫路市内の認可外保育施設における“赤鬼”役男性が、号泣園児の足を持ち上げ、逆さまにしたり、幼児を振り回している映像は一体どのようなものなのか。
姫路市保育施設にて園児の足を振り回す虐待動画

赤鬼男性による幼児振り回し映像とは?
動画は2分間です。
園児の男の子は完全に赤鬼役の男性を恐れながら拒否するも、男性は嫌がる幼児の足を持ち上げて振り回しています。
過剰な節分での演出が問題視された保育施設虐待動画が以下です。
【動画】実際の園児虐待映像
鬼が子供を追いかけるという日本古来の伝統行事は各所に存在しますが、ああいったイベントは子供を泣かしたり、怖がらせたりすることも想定内として含んだものであったりするんですが、これは「虐待」だとして報じられています。
単純にズボンがズレているという点が原因なのか、やはり号泣して嫌がっているから、という理由なのか。
いずれにしても、この園児の親御さんからすれば不快な気持ちになってしまったのかもしれません。
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