タイのバンコクを拠点に活動する女性アイドルグループで、AKB48グループの傘下にあるBNK48のメンバーがナチスの鉤十字とみられるデザインがあしらわれたTシャツを着用しながらリハーサルに参加していたことが発覚しました。
ナチスの鉤十字といえば、第二次世界大戦中にユダヤ人を迫害していたナチスドイツがシンボルマークとして掲げていた象徴的な紋章であり、その鉤十字マークは現代ではタブー視される存在です。
そこで、この記事ではナチスの鉤十字マークがデザインされたTシャツをリハーサルで着用していたBNK48の「19歳のメンバー」が誰なのか、そして号泣しながら今回のハーケンクロイツTシャツ着用を謝罪したBNK48メンバーを顔画像や動画と共に紹介します。
この記事はザッとこんな感じ!
BNK48メンバーが“ナチスTシャツ”着用が画像流出で発覚

ナチスTシャツ騒動が発覚したBNK48
まずは今回のBNK48メンバーによる鉤十字デザインのナチスTシャツ着用を報じたANNのニュースを引用します。
AKB48の姉妹グループで、タイを拠点に活動するBNK48のメンバーがナチスの鉤(かぎ)十字とみられるデザインのTシャツを着てリハーサルに参加していたことが分かり、謝罪する事態となりました。
コンサート前日のリハーサルでナチスの鉤十字とみられるデザインのTシャツを着ていたのは、タイのバンコクを中心に活動するBNK48のメンバーの19歳の女性です。その様子を捉えた写真などがインターネット上で拡散され、批判が相次ぎました。地元メディアによりますと、この女性メンバーは26日のコンサートで「今回のことは自分の無知が招いたもので、二度とこのようなことはしない」と涙ながらに謝罪したということです。在タイのイスラエル大使館も今回の騒動について「ショックと落胆を表明する。ナチス犠牲者の多くの関係者を傷付けた」などとツイッターに投稿していました。
引用:ANN
「テレ朝News」の記事内ではハーケンクロイツのナチスTシャツをリハーサルで着用してしまったメンバーに関して、実名で特定することはされていません。
しかし、肝心の鉤十字のナチスTシャツを着用している瞬間の画像は公開していますね。
【画像】BNK48の3人のメンバーがナチスTシャツ着用
以下がリハーサル中にナチスTシャツを着ているBNK48のメンバーの画像です。

鉤十字のナチスTシャツを着るBNK48メンバー
3人の女性のように見えますが、別アングルからの撮影ということも考えられます。
記事内では1人が着用していたように記載されており、そのニュース媒体が添付している動画と画像には3名のBNK48メンバーがナチスTシャツを着てしまってるように写っていますが、実際は同じ1人の19歳のメンバーの異なるアングルショットが3枚重ねられているだけということです。
では、このハーケンクロイツのデザインが施されたナチスTシャツをリハーサル中にも関わらず、着用したBNK48のメンバーは誰なんでしょうか。
ナチスTシャツ着用のBNK48メンバー「19歳の女性」って誰?特定は?

タイで絶大な人気を誇るBNK48
「テレ朝News」の記事内では、ナチスTシャツを着用してしまったBNK48メンバーの名前は報じられておらず、
- 19歳のBNK48メンバー
というヒントだけが綴られています。
そこで、BNK48に在籍する40〜50名の女性メンバーの中で、現在19歳のメンバーがどれだけいるのかを調べました。
「19歳の女性」はBNK48に4人だけ
すると、今回のナチスTシャツ着用騒動が報じられた現時点で、19歳のBNK48メンバーは、
- カミン(1999年4月23日生、研究生)
- マイユー(1999年10月28日生、研究生)
- ナムサイ(1999年10月26日生、B III)
- ナッターリーン(1999年11月11日生、研究生)
の4名のみでした。
報道では、ナチスTシャツを着用したメンバーは“19歳の女性”だとされていますが、画像に写る3名が全員共に19歳なのか、もしくはその中の1人が19歳というだけなのか、まだまだ詳細なデータが足りていないのが現状です。
名前を公表できないのは“研究生”だから?
しかし、「19歳の女性メンバー」は4人しかおらず、その内の3人が研究生というのは印象的。
まだプロ契約を結んでおらず、研究生としてのアマ契約の段階であるということが原因で名前が公表されていないという可能性もあります。
もちろん未成年であるという理由かもしれませんし、他の局は普通に実名で報じられることもあり得ますが…。
しかし、BNK48のお膝元・本国であるタイではナチスTシャツを着用したメンバーの顔が普通に報道されていました。
号泣謝罪動画!ナチスTシャツ着用メンバーの顔&謝罪を報じたニュース映像

容姿端麗なメンバーを揃えるBNK48
タイのメディアである『THAITV6』では、今回のBNK48メンバーによるリハーサルでの鉤十字ナチスTシャツ着用を大々的に報じており、肝心のシャツを着用してしまった19歳メンバーが涙ながらに騒動を謝罪している映像も公開しています。
19歳メンバー号泣謝罪動画
2019年1月26日に開催されたコンサートでの映像です。
「今回のことは私の無知が招いてしまった騒動であり、二度とこのようなことは起こしません」
と述べています。
やはり日本を含むアジア圏内では、ナチスドイツによるユダヤへの凄惨な迫害行為の歴史などは、どこか“対岸の火事”となってしまっているのかもしれませんし、
19歳の女性にとってはハーケンクロイツの鉤十字マークがどのような意味を持つかが分かりかねたのでしょうか。
それならば尚更、周囲の大人が厳重にチェックしてあげる必要がありますね。
もちろん、その“周囲の大人たち”が妙な気を起こしていなければ、の話ですが…。
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