「時給日本一のYouTuber」を自称する人気ユーチューバー・ラファエルのYouTubeチャンネルが2019年1月22日、“コミュニティガイドライン違反”を理由にアカウントが停止された(垢BAN)ことが分かり、大きな話題に。
200万人以上のチャンネル登録者を保有していたラファエルのメインチャンネルが凍結・アカウント停止という処分を受けたことで、現在は「YouTubeのコミュニティガイドラインに違反していたため」とのGoogle側からの制裁やその理由について、様々な憶測が飛び交う事態となっています。
そこで、この記事では200万人ものチャンネル登録者数を誇るラファエルのYouTubeメインチャンネルが、2019年1月22日に突如としてアカウント停止(垢BAN)された本当の理由や、YouTubeガイドラインに抵触したであろう違反動画の可能性について紹介していきます。
この記事はザッとこんな感じ!
ラファエルのYouTubeチャンネルが突然アカウント停止!今後はサブで活動?

YouTubeからメインチャンネルを停止・凍結されたラファエル
まずは人気ユーチューバー・ラファエルのYouTubeメインチャンネルが凍結し、アカウント停止の処分を受けてしまったことを報じるネットニュースを引用します。
人気YouTuber「ラファエル」さんのYouTubeチャンネルが1月22日、YouTubeのコミュニティガイドライン違反によりアカウントを停止(BAN)されたことが分かりました。
今回BANされたのは、200万人以上がチャンネル登録していたメインチャンネルで、現在、アクセスしても全ての動画が見られない状態となっています。なお、メインチャンネルの他にも、サブチャンネル(38万人)とゲーム用チャンネル(11万人)なども運営していましたが、こちらについては今のところ影響はないようです。
ねとらぼより一部抜粋
1月22日夜現在、ラファエルのメインチャンネルにアクセスすると以下のような画面が表示され、アカウント凍結(垢BAN)されていることが分かります。

アカウント凍結を示す画面
サブチャンネルでアカウント停止騒動を謝罪
なお、ラファエル本人は1月22日の22時25分に自身のツイッターアカウントを更新し、今後はサブチャンネルから出直すことを動画内で報告。普段の白に仮面姿ではなく、マスクをかぶりながら今回のYouTubeチャンネルの削除・アカウント停止処分を猛省しているようです。
更生しました。
アカウント削除について、誠に申し訳ございませんでした。 https://t.co/EtaiE5TA4p @YouTubeより
チャンネル登録宜しくお願いします
— Raphael(時給日本一ユーチューバー) (@Raphael05166140) 2019年1月22日
ラファエルのファンや、彼の動画を楽しみにしていた方からすれば、やはり気になるのはラファエルのメインチャンネルが突然アカウント停止・凍結という処分を受けてしまった理由ですよね。
しかし、ラファエルというユーチューバーを知る方であれば、彼の動画内での振る舞いや言動、スタイルはいつYouTube側からアカウント停止という制裁が下りてもおかしくない状況だったと言えるでしょう。
ラファエルチャンネルが凍結(垢BAN)された本当の理由

ラファエルチャンネルのアカウントが一時停止された原因とは?
さて、YouTubeに動画を投稿するユーチューバーが今回のようなアカウント一時停止処分を食らってしまった場合、まず改善の目が向けられるべきはその動画の内容やモラルということになります。
ラファエルの“オトナな芸風”がアダ?
200万人ものチャンネル登録者を抱えていたラファエルは言うまでもなくトップユーチューバーとして君臨する身分であり、その動画のスタイルや芸風は、
- 金融系ユーチューバー
- 商品・サービス紹介
- 散財・暴露系
- オトナの話題
など、主に20代後半から30代、40代に向けたアダルトなオトナ向けの内容が多かったのも事実です。
そこでは、ユーチューバーとしての名を広めたいが為に、時に過激すぎる内容となっていたことは誰の目にも明らかでした。
では、具体的にどのような振る舞いや動画の内容がYouTubeを運営するGoogleから「コミュニティガイドライン違反」だと判定されてしまったのでしょうか。
ラファエルのYouTubeアカウント停止理由①:怪し過ぎる投資話の斡旋
2018年12月、ラファエルがYouTubeメインチャンネル内で視聴者へ紹介した「利回り84%の投資案件」はユーチューバーとしてのモラルや品格を大いに下げてしまったとして、大炎上してしまいました。
『利回り84%超え!? 世界一儲かる投資』
との動画タイトルでチャンネルを更新し、埼玉県で水耕栽培の様子を紹介すると、視聴者へ向けて投資案件のステルスマーケティングを実施。
しかし、いざその高利回りのカラクリを説明すると、
- 野菜育成の為のLEDライトによる電気代の節約
- 日本政府からの謎の補助金の存在
など、多くの点で理解しがたいキナ臭い内容だったんです。
このラファエルによる怪し過ぎる「水耕栽培投資案件」には、インフルエンサーで著名ブロガーのイケダハヤト氏も、自身のブログや動画内で不審な点や疑問を指摘し、騙されないよう読者へ注意を呼びかけていました。
そもそもYouTube運営は、動画内でのあからさまな商品紹介やアフィリエイト斡旋を嫌っており、こうしたラファエルの振る舞いは要注意なコンテンツだったと言えるでしょう。
ラファエルのYouTubeアカウント停止理由②:YouTube広告収入額の暴露
YouTube側の設定するコミュニティガイドラインに目を通せば誰でも分かることですが、GoogleはYouTubeの動画内などで、YouTubeで得た広告収入の額や、YouTubeアドセンスの収益金額を発表したり、公にすることを禁止しています。
もちろん、YouTubeからの広告収入以外で、ラファエル自身が個人的に稼ぐ収入額を発表するのは問題無いのですが、ラファエルは過去に何度か、「YouTubeからの収益金額」や「広告収入の額」を暴露・告白したことがあります。
それによれば、2017年に企業とタイアップした企業案件数がYouTube界でトップであることを自負し、「YouTubeからの収入は最低でも月収3000万円」だと告白。
金額は凄まじいものであり、ラファエルの実力が確かだということが分かりますが、このような発言はYouTubeを運営するGoogleからは好まれない類のものであり、今回のラファエルメインチャンネルの垢BANと無関係ではないかもしれませんね。
ラファエルのYouTubeアカウント停止理由③:性的内容を含む“オトナな動画”の存在
最近でこそ減ってはきていましたが、かつては夜のお店で働く方々や、艶系女優の方を動画内に登場させ、その動画内容はもちろんのこと、サムネイル画像にも過激なものが使用されていました。
もちろんバストトップを映すなどの直接的な描写は無かったとはいえ、そのような類のオトナな動画を1本や2本にとどまらず、合計で20本以上は掲載していた為、YouTube運営からすれば、先の金融投資斡旋や、収入の暴露などと相まってアカウント停止・チャンネル凍結処分の対象となってしまったのでしょう。
ラファエルのYouTubeアカウント停止理由④:YouTube新ルールの最初の犠牲者?
世界的動画投稿サイトであるYouTubeは2019年1月15日、新たに禁止規定を設けたことを発表し、
「有害で危険なコンテンツを禁じるという弊社の方針をさらに拡大し、深刻な身体的損傷を招く恐れがある悪ふざけにも適用することを明確にした」
とルールブックに記載。
つまり、簡単に言えば
- ユーチューバーの悪ノリ・悪ふざけ
- 視聴者に怪我をさせる可能性のある内容
- 他者へ迷惑をかけ得るドッキリ企画
などの動画内容を一切禁じるというものです。
ラファエルは先に紹介した性的内容を含むものや、怪しい投資案件の斡旋、広告収入額の暴露だけでなく、過去には刀剣やボーガン、モデルガンなどを紹介・操作している内容の動画もあり、
ユーチューバーのモラルや品格を向上させたいGoogle並びにYouTubeからすれば、ラファエルは禁止規定に含めたいターゲットとなっていたかもしれません。

若い視聴者の真似を危惧?
そういった意味では、有名なトップユーチューバーの中ではラファエルがYouTube側の新ルール・新禁止規定の最初の犠牲者となってしまった可能性もありますね。
いずれにしても、ラファエルの保有するすべてのYouTubeチャンネルがアカウント停止・凍結(垢BAN)された訳ではなく、ラファエル本人も「更生しました」と話しているので、今後は安全な動画チャンネルの運営が期待できるかもしれません。
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