秋篠宮家の長女・眞子さま(27)との婚約が延期となり、現在はアメリカに留学中の小室圭さん(27)が2019年1月22日、一部週刊誌によって報じられた母親と元婚約者の男性との「金銭トラブル」に関して、謝罪コメントと経緯の説明を掲載した文書を発表しました。
2017年9月3日に大学の同級生だった小室圭さんとの婚約内定会見が執り行われた眞子さま(眞子内親王)ですが、同年12月に小室圭さんの母・佳代さんの“金銭問題”が続々と報じられると、2018年2月6日には宮内庁により、眞子さまと小室圭の結婚式を2020年まで延期すると発表されていました。
今回、小室圭さんが母親と元婚約者の間で生じた金銭問題について言及・謝罪するのは初めてとなりましたが、その「金銭トラブルに関する謝罪・説明コメント」にはいくつかの理解しがたい矛盾点があったことも事実です。
そこで、この記事では2019年1月22日に小室圭さんが公開・発表した母親の金銭トラブルに関する経緯の説明と謝罪コメント文書を全文文字起こしで紹介し、母親の元婚約者男性の主張と大幅に食い違う3つの“矛盾点”についても説明していきます。
この記事はザッとこんな感じ!
謝罪コメント全文!小室圭が初めて母親の金銭トラブルを釈明

2017年9月の婚約会見に出席する小室圭さんと眞子さま
2018年に入り、小室圭とその母親の過去の金銭トラブルについての報道が週刊誌などで過熱すると、小室圭は沈黙を貫き通し、2018年8月には日本から逃げるようにして米ニューヨークのロースクールへ留学に行ってしまい、一連の騒動や疑惑に関しては一切の言及や釈明をすることがありませんでした。
しかし、昨年11月に眞子さまの父親である秋篠宮さまが記者会見で、
「今でも2人が結婚したい気持ちがあるのであれば、それ相応の対応をするべきだ」
と発言し、小室圭に対して疑惑についての然るべき説明と対応を求めると、今回 初めて小室圭が母親の金銭問題について正式な謝罪と説明を文書で公開しました。
まずは小室圭が母親の金銭トラブルについての謝罪と釈明のコメントを公表したことを報じるニュースを引用します。
秋篠宮家の長女眞子さま(27)との婚約が延期となっている米国留学中の小室圭さん(27)が22日、週刊誌などで報じられた母親と元婚約者の男性との「金銭トラブル」の経緯を説明する文書を発表した。代理人弁護士を通じ、毎日新聞などにファクスした。「明確な説明をせず、多くの方々にご迷惑をおかけする結果になってしまった」と謝罪したうえで、問題を「解決済みの事柄と理解してきた」と釈明し、「元婚約者の方から理解を得るよう努めたい」としている。
小室さんが一連の報道にコメントするのは初めて。A4用紙1枚の文書によると、母親が男性と2010年9月に婚約して以来、小室さんを含めて「家族のような付き合い」があり、「金銭的な支援」を受けた。しかし、2年後に男性から婚約解消を申し入れられた。小室さんの母親が男性に「支援の清算」を伝えたが、「返してもらうつもりはなかった」との説明があったといい、「金銭的な問題はすべて解決済みであることを二人は確認した」としている。金額は明らかにしていない。
毎日新聞より抜粋
そして、小室圭が実際に各メディアに向けて公開・発表した金銭トラブルに関する謝罪コメントと経緯の説明が綴られた文書のスクリーンショット画像が以下です。

画質が粗く申し訳ありません
また、小室圭による謝罪・釈明コメントを全文、原文ママで文字に書き起こしました。
小室圭謝罪コメント全文書き起こし
いつも温かいご厚情を賜り、御礼を申し上げます。
私小室圭の母とその元婚約者の方との過去の関係について、一昨年からご心配をおかけしており、たいへん申し訳ありません。これまでに多くの報道があったことについては承知しておりますし、私がこの問題について明確なご説明を差し上げてこなかったことで多くの方々にご迷惑をおかけする結果になってしまったことをたいへん心苦しく感じています。元婚約者の方との関係について母に代わってご説明したいと考え、このような方法をとらせていただきました。
私の母と元婚約者の方は、平成22年9月に婚約し、結婚生活を始める準備をしていました。母の再婚については私も嬉しく思いましたし、私自身も元婚約者の方とはとても親しくさせていただきました。婚約期間中、元婚約者の方から金銭的な支援を受けたこともあります。当時、母も私も元婚約者の方とは既に家族のようにお付き合いしており、ご厚意にたいへん感謝しておりました。
平成24年9月、元婚約者の方から母に対して婚約を解消したいというお申し入れがありました。母は、突然の一方的な申し入れであり、また婚約を解消したい理由について明確なご説明をしていただけなかったことから憔悴した様子を見せていましたが、最終的には元婚約者の方のお気持ちは変わらないと理解し、お申し入れを受け入れました。その際に母が婚約期間中に受けた支援については清算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者の方から「返してもらうつもりはなかった」という明確なご説明がありました。支援や慰謝料の点を含めて金銭的な問題はすべて解決済みであることを二人は確認したのです。実際に婚約解消後しばらくの間は、私や母が元婚約者の方から金銭の返還を求められることはありませんでした。
ところが、婚約を解消して1年ほど経った平成25年8月ころ、母は元婚約者の方から交際していた期間に負担した費用の返済を求めるお手紙を受け取りました。婚約解消時の確認事項に反する突然の要求に驚いた母は、専門家に相談してアドバイスを求めるとともに、元婚約者の方と直接お目にかかって、ご要望には応じかねることとその理由をお伝えしました。母の話を聞いた元婚約者の方からは、私も専門家に相談して何かあればこちらから連絡しますという反応がありましたが、連絡が入ることはありませんでした。その後はご近所にお住まいだった元婚約者の方と自宅周辺で偶然お会いすることもありましたが、金銭の話題が出たことはありませんでした。私の母と元婚約者の方との過去の関係は以上のとおりです。
多くの報道において借金トラブルが残っているとされていますが、このような経緯ですから母も私も元婚約者の方からの支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました。そのため、平成29年12月から元婚約者の方のコメントだとされるものが連日報道される事態となり、私も母もたいへん困惑いたしました。元婚約者の方のご意向を測りかねたからです。
報道されている問題に関する母と私の認識は以上のとおりですが、私も母も元婚約者の方からご支援を受けたことには今も感謝しておりますので、今後は元婚約者の方からご理解を得ることができるよう努めたいと考えております。
私は、現在、米国において勉学に勤しむ機会をいだたいております。多くの方々に日々感謝いたしております。ご心配をいただいている方々のご納得をいただけるよう努力を重ねる覚悟でおりますので、どうか温かく見守っていただけますと幸いでございます。
平成31年1月22日
小室圭
小室圭本人と彼の母親は、この経緯説明コメントを読む限りでは、完全に金銭トラブルは解決済みだと認識しているようですね。
しかし、朝日新聞がこの「元婚約者の男性」へインタビュー取材をしたところ、完全に双方の意見が食い違っていることが発覚してしまいました。
小室圭による“金銭トラブル”経緯説明コメントに3つの矛盾

小室圭の”金銭トラブル”釈明における3つの矛盾点とは?
2019年1月22日の午前11時、小室圭が上記の謝罪コメントを発表した翌朝に朝日新聞が、
『母の元婚約「トラブル解決してない」小室圭さんに反論』
と題したニュース記事内で、小室圭の母親の元婚約者男性による“反論コメント”を配信しています。
その記事によれば、「元婚約者の男性」の主張は以下となっています。
“元婚約者男性”から小室圭への5つの反論
- 金銭トラブルは解決していない
- 婚約期間中に小室圭の母親による求めに応じる形で生活費の支援や、小室圭の大学費用、留学費、アナウンススクールの費用など合計400万円以上を援助した
- 小室圭の母親へ婚約の解消を申し出たのは、金銭援助を求められることが常態化し、(自身の)生活が苦しくなってきたから
- 婚約解消時、小室圭の母親から、援助してきた金銭の返済に関して「月々1万円くらいずつしかお返しできませんが」との申し出があったものの、「それでは少なすぎるので再考してください」と断った
- 「交際期間中の食事代やプレゼント代まで返して欲しいわけではなく、生活費や学費などは貸したつもりでいた。今でも返済して欲しい気持ちは変わらない」
元婚約者男性から小室圭に向けて次々に反論コメントと新事実が発覚してしまっている状況ですが、では、具体的には小室圭による金銭トラブルについての説明コメントにはどのような矛盾点が存在するのでしょうか。
小室圭“金銭トラブル釈明”の矛盾①:食い違う婚約解消理由
小室圭は母親と元婚約者の男性が最終的に結婚するに至らなかった経緯や原因については、以下のように文書コメントの中で主張しています。
平成24年9月、元婚約者の方から母に対して婚約を解消したいというお申し入れがありました。母は、突然の一方的な申し入れであり、また婚約を解消したい理由について明確なご説明をしていただけなかったことから憔悴した様子を見せていましたが、最終的には元婚約者の方のお気持ちは変わらないと理解し、お申し入れを受け入れました。
どうやら小室圭によれば、元婚約者男性からの婚約解消の申し出は、
- “突然の一方的な申し入れ”であり、
- さらに“婚約を解消したい理由について明確なご説明をしていただけなかった”
とのこと。
しかし、先に紹介した朝日新聞による元婚約者男性へのインタビュー取材においては、この元婚約者男性は婚約解消に至った理由についてはっきりと以下のように主張しています。
「婚約解消を申し出たのは、金銭援助を求められることが常態化し、生活が苦しくなってきたからです」
つまり、“お金を貸してください”という要求が一度や二度ではなく、複数回に及んでしまったことで、元婚約者男性自身の生活が圧迫されていったということでしょう。
これは、同情に足るれっきとした婚約解消理由であり、元婚約者男性はこの説明を「平成24年9月」の婚約破棄申し出の際に隠す必要もなければ、はぐらかす意味もありません。
しかも、複数回にわたってお金を援助し、次第に元婚約者男性の生活が困窮していったのだとすれば、“突然の一方的な申し入れ”という小室圭の表現にはやや違和感を覚えてしまいますね。
小室圭“金銭トラブル釈明”の矛盾②:なぜ「1万円ずつ」は返そうとした?

小室圭と彼の母親
小室圭は、金銭トラブルに関する説明コメントの文書において、母親と元婚約者男性が婚約を解消する際の話し合いの中で、それまで受けてきた金銭的な援助に対する清算について、以下のような主張をしています。
母が婚約期間中に受けた支援については清算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者の方から「返してもらうつもりはなかった」という明確なご説明がありました。支援や慰謝料の点を含めて金銭的な問題はすべて解決済みであることを二人は確認したのです。実際に婚約解消後しばらくの間は、私や母が元婚約者の方から金銭の返還を求められることはありませんでした。
小室圭の母親と元婚約者男性は、それまでの金銭的な援助の清算について、“完全に解決済み”の状態にしてからお別れをした、とのこと。
しかし、朝日新聞のインタビューに応じた小室圭の母親の元婚約者男性は記事の中で、
婚約解消時、小室さんの母親から、金銭の返済について「月々1万円くらいずつしかお返しできませんが」と申し出があったが、「それでは少なすぎるので再考してください」と断った
との記述が紹介されています。
小室圭の主張する内容が真実であり、母親と元婚約者男性の間で金銭的な問題が一切存在せず、婚約解消時に「すべて解決済みであることを二人は確認した」というのであれば、
“毎月1万円の返済を自ら申し出る”
という振る舞いは不自然であり、やはり双方の主張が食い違う矛盾点だと解釈されてもおかしくはないでしょう。
月々1万円の返済をしようとしていたのは、やはり小室圭の母親には“お金を借りていた”という自覚や意識がしっかりとあったからなのではないか。
少なくとも、婚約解消時に金銭トラブルが「すべて解決済みであることを二人は確認した」という小室圭の主張は怪しいものとなってしまいます。
小室圭“金銭トラブル釈明”の矛盾③:金銭の話題が出なければ「解決済み」と解釈?

現在は米ニューヨークに留学中の小室圭
小室圭と彼の母親が、元婚約者男性との間に一切の金銭トラブルは存在しないと考える理由は、すでに援助された金銭についての清算や返済に関して「すべて解決済み」であると確信していたからですが、
生活費や自身の大学費用、さらにはアナウンススクール費用や留学費用などを援助してもらっていたはずの小室圭本人が、「すべて解決済み」だと主張する根拠として、今回の説明コメント文書には次のような記載がありました。
- 元婚約者の方から「(支援したお金を)返してもらうつもりはなかった」という明確なご説明がありました
- 実際に婚約解消後しばらくの間は、私や母が元婚約者の方から金銭の返還を求められることはありませんでした
- (お金を返せないという)母の話を聞いた元婚約者の方からは、私も専門家に相談して何かあればこちらから連絡しますという反応がありましたが、連絡が入ることはありませんでした
- (その後は)元婚約者の方と自宅周辺で偶然お会いすることもありましたが、金銭の話題が出たことはありませんでした
つまり、簡単に説明してしまえば、小室圭は元婚約者男性から金銭返済の催促が徐々に無くなっていったことから、金銭トラブルは「解決済みの事柄」と主張し、「すべて解決済み」だとも説明している、という具合でしょうか。
この言い分や主張からは、小室圭の薄情な姿勢や、総額400万円以上という援助をしてくれた元婚約者男性への恩をアダで返しているような印象を受けてしまいます。
そして実際に元婚約者男性は先の朝日新聞からの取材記事の中で、
「生活費や学費などは貸したつもりでいた。返済して欲しい気持ちは変わらない」
と主張し、またしても小室圭の説明コメントとは完全に食い違う意見を口にしています。
自宅周辺の近所で借金返済の催促が無かった、ということで400万円以上の金銭トラブルを「解決済みの事柄」にしてしまうのはいかがなものでしょうか。
もちろん 対応にタイムラグがあったことなどは元婚約者男性による対応の甘さなのかもしれませんが、彼にとっても、近所で偶然にかわいい“元義理の息子”と出くわした際に、いちいち「400万円返せ」とは言わないはずです。
その辺りの人間同士による繊細で体温のあるやり取りなどに対する配慮は、今回の小室圭が公開した「金銭トラブル釈明コメント」の文書からは一切見つかりませんでしたね。
お金を工面したことが事実であると認めているのであれば、やはりしっかりと元婚約者男性の意思や感情を汲み取り、100%の理解と納得を得られるよう細かな配慮を小室圭さんには求めたいところです。
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