貴ノ岩が付け人に暴行!相撲協会陰謀説を示す“ヤバイ人格”とは?

   

大相撲の幕内・貴ノ岩(28)が、冬の巡業中に付け人へ平手と拳で4〜5回にわたって殴りつけたことを認めたと、日本相撲協相撲協会の芝田山広報部長が2018年12月5日に発表

貴ノ岩といえば、2017年10月25日夜に元横綱の日馬富士関を筆頭とするモンゴル力士たちの酒席で、日馬富士から頭部を殴打される暴行事件の被害者として“時の人”となりましたが、1年経って、今度は付け人への暴行の加害者となってしまいました。

貴ノ岩は、元横綱で師匠の貴乃花親方と共に日本相撲協会と日馬富士を相手取り、常に強行の姿勢を崩さずに戦ってきましたから、今回の暴行事件発覚が一部では相撲協会による陰謀だとする噂も浮上しています。

そこで、この記事では平手と拳で付け人への殴打暴行を認めた貴ノ岩(千賀ノ浦)が、日本相撲協会からの陰謀によって暴行事件を告発されたという“相撲協会陰謀説”や、今回の暴行事件に関するネット上(世間)の声なども紹介していきます。

貴ノ岩が付け人へ平手&拳で暴行! ネット上(世間)では“報復”説も浮上

 

付け人への暴行を発表された貴ノ岩

まずは今回の貴ノ岩による付け人への暴行事件を報じたスポーツ報知の衝撃的なニュース記事を引用します。

大相撲の幕内・貴ノ岩(28)=千賀ノ浦=が、冬巡業中に付け人に暴行を加えていたことが5日、分かった。日本相撲協会が5日午後、発表した。昨晩、自身の付け人に暴力を振るった。協会ではこの日、貴ノ岩を事情聴取。平手と拳で4、5回殴ったことを認めた。理由は、忘れ物をした付け人が言い訳をしたことだった。

昨年10月、元横綱・日馬富士関から頭部を負傷させられ被害者となった貴ノ岩だが、今度は加害者となった。協会では今年10月に「暴力決別宣言」を出したばかりで、貴ノ岩には厳罰処分が下る可能性が高い。

貴ノ岩は17年10月25日夜から26日にかけ、鳥取県内での酒席で、元日馬富士関から暴行を受けて頭部を負傷した。当時の師匠で元横綱の貴乃花親方(現花田光司さん)が10月末に鳥取県警に被害届提出。同11月になり暴行が発覚したことで大問題となり、元横綱は責任を取り引退した。

貴ノ岩は2場所全休して今年の春場所から復帰するなど暴行の被害者として世間の注目を集めたが、今度は加害者に。弱い立場である付け人に手を出した事実は重く、処分は避けられない状況だ。

貴ノ岩は今年の秋場所後の10月、当時師匠の貴乃花親方が、貴ノ岩への暴行をめぐり日本相撲協会の調査が公正中立ではないとして退職し部屋を閉鎖したため、元貴乃花親方の兄弟子に当たる元小結・隆三杉が率いる千賀ノ浦部屋に転籍していた。直後の11月に行われた九州場所では部屋の小結・貴景勝が初優勝。新生・千賀ノ浦部屋にとっては明るいニュースとなったが、貴ノ岩の暴行は弟弟子の快挙に水を差すだけではなく、暴力決別に動いていた相撲協会にとっても大きなダメージとなる。

引用:スポーツ報知

貴ノ岩は付け人に暴力を振るった理由として、「忘れ物をした付け人が言い訳をしたこと」だと説明。昨年の日馬富士暴行の被害者は一転して、弱者の気持ちが分からないパワハラ上司のようになってしまったんですね。

この傷口の写真が話題となったのも今は昔です。。

日馬富士に頭部を殴打された貴ノ岩


 
しかし、ネット上には一部で次のような“疑念の声”が上がっているのも事実です。

貴ノ岩の付け人への暴行発覚に対する世間の声

 

たしかにタイミング的にはちょうど貴ノ岩の強烈な後ろ盾だった貴乃花親方が引退し、相撲協会からすれば、組織を敵に回した貴ノ岩へ報復するには抜群のタイミングであったとも言えますが、

他にも相撲協会陰謀説”を唱えるに値する様々な状況証拠もあります。

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「貴ノ岩の暴行事件」発表が日本相撲協会の報復・圧力である理由

 

相撲協会と戦い続けた元・貴乃花力士

さて、昨年の日馬富士による貴ノ岩への暴行事件以降、日本相撲協会と貴ノ岩、そして貴乃花親方の間には完全にヒビや亀裂が入っており、日本相撲協会にとっては貴ノ岩への復讐を願う理由がいくつかあります

ザッと認識し得る限りでも、以下のようなものが考えられるでしょう。

日本相撲協会が貴ノ岩を“心底嫌う”理由

 

  • 第70代横綱として活躍していたモンゴル力士の親玉・日馬富士を現役力士から引退させるキッカケをもたらした
  • 暴行の被害者としての象徴となり、相撲協会内部の印象を悪くした貴ノ岩が暴行の加害者となれば、あまりにも美しい協会の報復が成り立つ
  • 日本相撲協会にとっての天敵である元・貴乃花親方の方針・哲学を徹底的に継承した愛弟子の貴ノ岩を活躍させたくないとの思惑
  • そもそも貴ノ岩が各界におけるマナーや礼儀がなっておらず、相撲協会内部からも嫌われ、疎まれる存在であるという点
  • 貴ノ岩に限らず、相撲協会が表向きには各界の暴行やパワハラ、イジメなどを撲滅しようとしている

4つ目に、「貴ノ岩のマナーや礼儀がなっていない」と書きましたが、これはどうやら貴乃花親方による教育方針が大きく影響しているらしく、『週刊現代』も相撲協会関係者のコメントとして次のような証言を過去に掲載しています。

貴ノ岩はそういうモンゴル派閥とは距離を置いており、今回珍しく宴席に出席したのは、母校である鳥取城北高校の恩師が参加していたからだろう。ふだんはモンゴル人の飲み会にも参加しなければ、つるむこともない。

たとえば他の相撲部屋所属でも先輩力士が同じ店で食事をしているとわかれば、後輩が挨拶に出向くのが、角界のルールである。ところが、貴ノ岩はそうしたことを一切しないのだという。

「これは力士同士の馴れ合いを嫌う貴乃花部屋の方針によるところが大きい。

部屋を作ったときに、『外国人力士は入れない』と公言していた貴乃花が、貴ノ岩の才能に惚れこんで弟子にした。貴ノ岩も父親のように貴乃花親方に心酔して、師匠の方針に従っているんです。

日馬富士にしてみれば、モンゴル出身の先輩に対して挨拶ぐらいちゃんとしろよ、と以前から貴ノ岩に不満を持っていた。それがヒートアップして暴力をふるってしまった。

週刊現代より引用

また、昨年末にも、貴ノ岩が日馬富士から暴行を受けた際、貴ノ岩の先輩力士に対する態度の悪さも同時に報じられていました

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貴ノ岩の礼儀の悪さを示す事例

 

  • 宴で酒に酔い、「これからは(先輩たちではなく)自分たちの時代ですかね」との軽率な失言を放つ
  • その発言に日馬富士が激怒し、態度の悪さを説教するも、その最中に貴ノ岩のスマホが鳴り響き、貴ノ岩は何の躊躇もなく、日馬富士の説教中にスマホを操作
  • 日馬富士は説教中に貴ノ岩から睨み付けられたと話すも、貴ノ岩はただ先輩力士を見つめていただけと説明

貴ノ岩側にもやや人間的に問題がありそうなエピソードですし、ただでさえ上下関係が激しい各界で先輩力士の説教中にスマホをいじるというのはあり得ない振る舞いでしょう。

また、普段は貴乃花親方からは「モンゴル力士の集まりに参加するな!」と念を押されていた貴ノ岩ですが、珍しくモンゴル力士会に参加したということもあり、日馬富士からすると威厳を見せつけてやろうという想いもあったかもしれません。

貴ノ岩“だけ”が暴行を告発された?

 
しかし、そんな貴ノ岩にも付け人への暴行が発覚してしまう訳ですが、そもそも現在の相撲界・各界には平手の暴力などのレベルであれば、ほとんどの力士が弟子や付け人に対して行なっているものとされ、

貴ノ岩の暴行だけが、“報復をしたくてたまらない”相撲協会によって明るみにされ、大々的に発表されたと考えるのが妥当でしょう。

貴ノ岩からすれば、たしかに平手や拳で数発は殴ったが、「他の先輩力士も後輩や弟子、付け人を殴りまくってるじゃん」といった具合が本音かもしれません。

まぁ、2017年の年末を大いに騒がせた各界の暴行被害者である貴ノ岩が、今度は付け人を暴行する加害者になったとあれば、日本相撲協会にとってもたまらない復讐になりますし、“暴力撲滅”という大義名分もあります

陰謀や圧力といえば大げさかもしれませんが、貴ノ岩を裏でアシストしていた貴乃花親方が居なくなってからすぐに今回の暴行事件が発覚したというのは、どうも怪しすぎるというのが世間の声のようですね。

いずれにしても、貴ノ岩という力士は、相撲を日本の国技として掲げ、“日本人至上主義”を提唱する貴乃花親方の教えを骨の髄まで叩き込まれた力士です。

貴乃花親方は基本的には外国人力士を弟子に持たない主義ですが、貴ノ岩は例外的に日本人と同じように可愛がり、その才能に惚れ込んでいました。

そんな親方が各界から暴行やパワハラを撲滅させようと最後まで戦い抜き、最終的には現役からの引退を決意することで男らしくケジメをつけました。

元貴乃花親方は、今回の貴ノ岩による暴行事件をどのように見ているでしょうか

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