かつてバレンシアやバルセロナ、アトレティコ・マドリード、そしてアメリカのニューヨーク・シティFCで活躍した元スペイン代表FWダビド・ビジャが、
日本のJリーグに参戦し、横浜F・マリノスへ移籍するのではないか、というスクープが2018年11月28日に各メディアによって報じられました。
元スペイン代表組みといえば、最近ではヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタやサガン鳥栖のフェルナンド・トーレスなどがすでに日本のJリーグで活躍していますが、ビジャも参戦となれば、日本のサッカー界にとっても素晴らしいことでしょう。
そこで、この記事では世界的な名門クラブを渡り歩き、W杯やユーロの王者にも輝いた功績を持つ元スペイン代表FWダビド・ビジャのプロフィールやプレイスタイル、そして全盛期のゴールシーン集やスーパープレイ集などの動画・映像も紹介します。
この記事はザッとこんな感じ!
元スペイン代表FWダビド・ビジャってどんな選手? 経歴・プロフィールがスゴイ

横浜F・マリノスへの移籍が噂されるダビド・ビジャ
まずは今回のダビド・ビジャのJリーグ参戦の可能性を報じたメディアのニュース記事を引用します。
元スペイン代表FWダビド・ビジャ(ニューヨーク・シティFC)が日本移籍に向けて動いているようだ。アメリカの大手テレビ局『フォックス』が28日、断定的に報じている。
所属先のニューヨーク・シティFCは同日、ビジャの退団を正式発表。その後、ビジャは自身の公式SNSを通じて「僕の心と身体は新たな挑戦を欲している」と述べ、現役引退の噂を否定した。
続いて『フォックス』のサッカー番ツイッターアカウント(@FOXSoccer)が反応。「ダビド・ビジャは壮大な4年間を経て、ニューヨーク・シティを去って日本に向かう」と投稿している。
なお、現状では移籍先を報じた大手メディアはない。一方、日本への移籍が実現すれば、スペイン代表で共にプレーしたMFアンドレス・イニエスタ(神戸)、FWフェルナンド・トーレス(鳥栖)との再会となる。
スペイン代表のエースストライカーとして活躍したビジャは2008年の欧州選手権、2010年の南アフリカワールドカップでそれぞれ得点王を獲得。代表通算59得点は同国の最多得点記録となっている。
クラブレベルではスポルティング・ヒホンで頭角を表すと、サラゴサ、バレンシアでエースを担い、2010年にバルセロナへ移籍。初年度のUEFAチャンピオンズリーグ決勝では自身のゴールで優勝に導いた。13年にはA・マドリーにも在籍していた。
ゲキサカより引用
『FOX(フォックス)』といえば、アメリカに本拠地を置くスポーツ総合メディアで、これまでにもたびたび日本代表選手の移籍情報を報じ、本田圭佑や香川真司、岡崎慎司の去就についても言及してきた大きなメディアです。
そんなFOXが報じたのがビジャの日本行きの可能性なんですが、ダビド・ビジャの簡単なプロフィールとこれまでのキャリアや経歴・タイトル獲得の功績も紹介します。
生年月日:1981年12月03日
所属:ニューヨーク・シティ
背番号:7
ポジション:FW
身長/体重:175cm/69kg
国籍:スペイン
クラブチームでのダビド・ビジャ
元々はスペイン・リーガ・エスパニョーラ二部のスポルティング・ヒホンやサラゴサで大活躍し、得点を量産。その決定力の高さとプレースタイルでもある高精度なドリブル技術が買われ、まずはスペイン国内の名門チームであるバレンシアにステップアップします。
おそらくビジャがそのキャリアの中で最も輝いていた時期は、このバレンシアに所属していた時代でしょう。
元スペイン代表MFビセンテ・ロドリゲスや元アルゼンチン代表MFパブロ・アイマール、そして元スペイン代表FWミスタらと華麗な連携プレイを見せ、バルセロナやレアル・マドリードといったライバルチームからも得点を奪い、欧州最高峰の舞台チャンピオンズ・リーグでも突出した活躍を披露。
2010年には遂に世界最高のクラブの一つであるバルセロナへ加入し、世界No.1のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやブラジル代表DFダニエウ・アウベス、チリ代表FWアレクシス・サンチェスらとプレイ。
チャンピオンズリーグ制覇はもちろん、クラブW杯でも優勝し、“地球上で最も強いチーム”の一員に。ダビド・ビジャも決勝戦で多くの価値あるゴールを決めるなどし、バルセロナの栄光の歴史に貢献しています。
スペイン代表でのダビド・ビジャ
もちろんビジャが輝いたのは所属するクラブチームだけではありません。
彼が選出されていた頃のスペイン代表には全盛期のMFアンドレス・イニエスタを始め、
- MFシャビ・アロンソ
- MFシャビ・エルナンデス
- FWフェルナンド・トーレス
- DFカルレス・プジョル
- GKイケル・カシージャス
といったとてつもないレベルのレジェンドたちがズラリと顔を揃えており、そんな豪華絢爛なメンバーと共にダビド・ビジャは、
- 2006年 FIFA ドイツW杯・ベスト16
- 欧州選手権ユーロ2008・優勝(大会得点王、ゴールデンブーツ獲得)
- 2010年 FIFA 南アフリカW杯・優勝(大会得点王タイ)
という凄まじい功績を成し遂げました。
ダビド・ビジャのプレースタイル(プレイスタイル)は?

高い決定力を誇るダビド・ビジャ
バレンシアやバルセロナなどの所属クラブだけでなく、スペイン代表としても素晴らしいキャリアを築いてきたダビド・ビジャですが、そのプレースタイルはシンプルかつストレートなものです。
つまり、ゴールを奪うために必要なあらゆる技術が研ぎ澄まされているということです。
- 体幹のブレない柔軟かつ高精度なドリブルテクニック
- 右足でも左足でも精度の落ちない決定力抜群のラストシュート技術
- パサーや司令塔、チャンスメイカーから“キラーパス”を誘発する流れるような裏抜けの動きでオフサイドギリギリで抜け出す技術
- カーブのかかった芸術的なFKテクニック
そう。ダビド・ビジャはラストシュートしか撃てないようなクラシックなタイプの「ザ・9番」というプレイスタイルではなく、ドリブルやフリーキックの技術も相当高いです。
ダビド・ビジャが最も輝いた瞬間
私が忘れられないのは、バレンシアに所属していた2006-2007シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦で対戦したインテルとの試合。
この一戦でビジャはブラジル代表GKジュリオ・セザールが守護神としてそびえ立つインテルから芸術的な直接FKを決め、チームのベスト8進出に貢献しました。
あの頃のダビド・ビジャの輝きや勢いは本当に飛ぶ鳥を落とす勢いで、イングランドプレミアリーグのチェルシーは200億円以上の移籍金を提示してバレンシアからの強奪を画策していたとも報じられています。
では、そんな最も輝いていた時代のダビド・ビジャを動画でご覧になって頂きましょう!
百聞は一見にしかずです。
【スーパープレイ動画】全盛期のダビド・ビジャのプレイ&ゴール集の映像

横浜F・マリノス加入が期待されるビジャ(写真 左)
サッカー選手を紹介する際、どれだけ言葉を並べられても、やはり一番分かりやすいのはその選手が実際にプレイしている動画やゴールシーンの映像ですよね。
というわけで、もうここは黙って以下の素晴らしいダビド・ビジャのスーパープレイ集&ゴール集の動画を見てください。
ビジャがどんなプレースタイルでどれだけ素晴らしい選手なのかが一発で分かります。
いかがでしたか?
現在はマンチェスター・シティやニューヨーク・シティFCのグループ傘下に名を連ねる横浜F・マリノスが移籍先として最も可能性が高いチームだとされており、もしも実現すれば素晴らしいニュースになります。
Jリーグ人気が再び熱を帯び始めることに期待しましょう!!
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